恭介の突拍子もない提案はいつものことだ。
突然「ゲームをしよう」と言い出したのも、僕にとっては驚くべきことではなかった。
「……<汝は、人狼なりや?>」
「そう。このゲームでお前らには―――殺し合いをしてもらう」
でも、『殺し合い』という物騒な単語が出てきたのには流石にどきりとして……。
けれど、これから始まるゲームに、心が躍るのを僕は感じたのだった。
ある村に、人に化けることが出来る【人狼】が紛れ込んだという噂が流れた。
噂を聞いた村人たちはその噂に対して半信半疑だった。
だが翌日、狼に食い殺されたような惨たらしい死体が出ると、その噂を信じざるを得なくなった。
人狼は村人に化け、普通の村人たちの中に紛れ込んでいる。
人狼は最後の村人達を食い殺すまで、村に居続ける……。
村人達は人狼を退治するために、毎日昼に誰か怪しい一人を処刑することにした……。
■村人陣営
村の中に人を喰う人狼が紛れ込んだらしいが、誰が人狼か見分けがつかない。
このままでは全員殺されてしまう。
怪しいと思う人物を投票し、票数の多い人間を処刑していき人狼を抹殺しよう。
【村人】
何の能力も持たない。その分人数が多めに設定される。
【占い師】
夜の内に村人一人が人か人狼かを調べることが可能。
【霊能者】
前日の処刑された村人が人か人狼かを調べられる。
【狩人】
夜の間に一人を指定する。
その対象が人狼の狙っている村人だった場合助けることが出来る。(その日の夜は死者がでない)
自分の身を守ることは出来ない為、身を隠しながら密かに村を守る必要がある。
■人狼陣営
村人に紛れ込むことが出来たので、このまま処刑されないように立ち回ろう。
そして、一人ずつ喰い殺していこう…・・・。
【人狼】
村人を喰い殺すのが目的。夜中に人狼同士で会話ができ、だれか一人を喰い殺す。
【狂人】
人間だが人狼に入れ込んでいる人。
人狼サイドが勝利した時のみ勝利となる。
人間なので占い師や霊媒師からは「人間」として判定される。
人狼同士の夜の会話「遠吠え」を聞くことが出来る場合があるが(会話に参加は出来ない)今回は聞こえない設定。
狼が誰かわからないまま(狼からも誰が狂人かはわからない)狼の手助けをする為に奮闘することになる。